2013年7月9日火曜日

ブリューワー分光光度計訓練

月曜日、火曜日とつくばの高層気象台で、ブリューワー分光光度計の
訓練を受けてきました。
ちなみに、ブリューワーとはこの測定器を発案した人の名前です。
この測定器ではオゾンと紫外線の観測をすることができます。
しかも、プログラムによって自動観測してくれるので、うまく動いてくれると
ほとんど何もせずに観測データを得ることができます。

ただし、非常に精密な機械なので、少しのホコリや振動などで
機械の調子が悪くなることもあり、担当者(今回は自分です、、、)は
決して気を抜けない怖さもあります。

通常は、こんな感じで太陽の光を観測します。

調子が悪い時には、機械の蓋を開けてメンテナンスをします。
南極にいる間に、こんなことが無ければいいのですが。。。


ここは、この測器の最も重要な場所。
ちなみに、上の写真では、カバーがかかって写っていません。

青色に光っている部分は回折格子といって、太陽光から観測する
紫外線を選別するものです。
触ることはもちろん、少しでも息を吹きかけるのもNGです。

訓練では毎日の点検の他、定期点検や部品の交換方法等を勉強しました。


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