2013年3月7日木曜日

冬期総合訓練4日目(3月7日)その3

クレバス脱出、救出訓練終了後は、2時間ほどかけて峠を下り、
宿泊している鈴蘭小屋へ戻りました。


鈴蘭小屋へ戻り、片付け、風呂を終えて、夕食兼懇親会です。


ここで、2日目に行われたルート工作の表彰も行われました。
かなり激戦だったようです。


このあとは、エンドレスで飲み会。楽しい夜を過ごしました。



【続く】 冬期総合訓練5日目(3月8日)

冬期総合訓練4日目(3月7日)その2

昼食後には木登りの訓練。

南極に行くのに、なんで木登り?と思っていましたが、
南極で氷の裂け目(クレバス)に落下した場合に、
そこから脱出するための訓練なんだとか。



命綱に自分の片足を支えるロープと、自分の腰を支えるロープを付け、
交互に動かしながら上に登っていきます。



訓練生全員、木登りクレバスから脱出できました。



続いては、命綱で繋いでいる相手が、クレバスに落ちた場合。
もちろん、命綱を使って引き揚げます。
(例外的に、命綱を切る場合もあるのかもしれませんが、ここではやりません。)

命綱をつないでいる相手がクレバスに落ちました!


ひとまず、命綱を雪面に固定します。


こんな感じで、「てこの原理」を使って引き揚げるためのセッティングをします。


落ちていない人が力を合わせて、引っぱります。


落ちていた人を引っぱり上げることができました。


ここで紹介した写真は、講師による実演ですが、
もちろん訓練生も班ごとに同じことをやりました。



【続く】冬期総合訓練4日目(3月7日)その3

冬期総合訓練4日目(3月7日)その1

訓練4日目。

朝5時ごろ起きて、寝ていたツェルトから出てみると、やはり快晴。



朝ご飯は、カップヌードル。
お湯を沸かせばいいだけだから、確かに作るのは簡単だけど、
朝からこれでいいのかは果たして疑問です。
スープパスタとかもっと他の選択肢を検討して欲しいものです。


朝食後は急いでテントを畳んで、出発準備。8時には野営地を出発しました。



途中、峠の下でハーネスを装着。ここからが、この訓練のヤマ場です。



ここから、道の無い雪の急斜面を雪をかき分けながら、登っていきます。
スキー場では上級者コースぐらいという話なので、斜度は30度ぐらいだったでしょうか。
(あまりにも必死だったので、ここの写真はありません。)

この日も、気温がぐんぐん上がり、雪がどんどん融けていきます。
足は、スノーブーツしか履いていないので、融けかけている雪を
どんなに踏み固めてもどんどん下に足が吸い込まれていきます。

必死で足を使って雪を踏み固めていきますが、どんどん自分で垂直な雪穴を掘ってしまい、
脱出するのにかなりの体力を使ってしまいました。。。


そうして、峠の頂上にようやく到着。



同じタイミングで、鈴蘭小屋から昼食もソリに引かれて到着。


ちょっと早い昼食後は、木登り訓練です。



【続く】冬期総合訓練4日目(3月7日)その2

2013年3月6日水曜日

冬期総合訓練3日目(3月6日)その3

訓練が終わったら、早速夕食を作ります。


まずは、この灯油コンロで雪を融かしてお湯を沸かします。


こういうコンロを使う場合は、鍋が倒れないように上からしっかりと
支えてあげないといけないそうです。
しばらくすると、腕が痛くなります。


こうしてできたお湯を使って、インスタントカレーとご飯を暖めて、カレーを食べました。

南極では観測場所へ行くため、1週間ぐらいの旅行をすることがあります。
基本的にそういう場所ではインスタント食品のように誰でも簡単に作れるものなので、
料理技術を学ぶ必要は特に無いようです。


夕食を食べた後は、寝るだけ。
晴れて放射冷却現象の影響で気温が下がる中、寒さに震えながら寝ました。



【続く】冬期総合訓練4日目(3月7日)その1

冬期総合訓練3日目(3月6日)その2

野営地に到着して、すぐにこの日に寝床となる簡易テント(ツェルト)と
食事用テントを準備します。

まずはテントを建てる場所を準備するために、雪を足で踏み固めます。


そして、風よけのための壁を雪で作ります。


まずは食事用のテント。
テントのシートにポールを組み立てて差し込みます。


ポールを全て入れるだけで、テントの出来上がり。



寝る場所はこちらのツェルト。
夏ならいいかもしれませんが、薄いシートなので、
この時期はちょっと無理が。。。






テントができた後は、けが人の搬送訓練。
先ほど、寝るために建てたツェルトと同じものを使って、けが人を搬送します。


けが人をツェルトの上に寝かせて、ロープで縛ります。


引っぱるためのロープも取り付けます。


そして、引っぱってけが人を搬送します。



これで、この日の訓練は終了。
あとは、夕食を作って、食べて、寝るだけです。


【続く】冬期総合訓練3日目(3月6日)その3

冬期総合訓練3日目(3月6日)その1

訓練3日目は、この訓練の一番の山場である雪中ビバーグです。

朝食後、出発準備を整えて宿泊している鈴蘭小屋前に全員集合。

この日も快晴で、訓練生は比較的薄着です。


9時に小屋を出発。順番に列になって、スノーシューを装着して山道を歩きます。
30分強歩いて休憩、また30分強歩いて休憩。
普通に歩くなら、もう少し休憩は少なくてもいいのかもしれませんが、
先頭と最後尾が離れ過ぎてしまったこともあって休憩は多めとなりました。



おそらく気温はプラス。快晴なので歩いているとすごく暑くなります。



そして11時頃、峠の上に着きました。眺めが素晴らしい!



ここから峠を一気に下ったところで、昼食。座る場所もないので、雪の上で食べます。



昼食を終えて、また30分ほど歩いた所で、本日の野営地に到着です。



【続く】 冬期総合訓練3日目(3月6日)その2

2013年3月5日火曜日

冬期総合訓練2日目(3月5日)その3

野外での訓練が終わっても講義は続きます。
夕食後は、サバイバルの方法論とロープワークです。

まずはサバイバルの方法論。
特に、低体温症の対策について。

低体温症の悪化を防ぐためには、ただ単純に身体を暖かく保つだけではダメで、
身体の中に熱源を取り入れるようにしないといけないとのことです。
具体的には、体温が冷える前に厚着をすることと、こまめに食料補給をすること、
外に出る前から暖かいものを食べることが大切だそうです。

続いて、ロープワーク。
サバイバルではロープワークが重要です。
今回は8の字結び、巻き結び、もやい結びを練習。



初めての人には??という名前の結び方ですが、ロープワークの基本です。
幸い、自分は昔ボーイスカウトをやっていたので、特に苦労しませんでしたが、
他の訓練生は苦労して練習していました。



講義終了後は自由時間、という名の飲み会です。
次の日が野外訓練のメインの日ということで、みなさん少し抑えめでした。
が、日付が変わる頃にはゴミ箱がこんな感じに。。。



【続く】冬期総合訓練3日目(3月6日)その1