2013年4月24日水曜日

つくばへ荷物運搬

南極観測船「しらせ」で南極から持ち帰ってきた荷物は、いったん
東京立川市の極地研究所に運ばれます。
その後、南極観測に参加している大学や機関に荷物が送られていきます。

今日は、先日「しらせ」から運び出された荷物を、極地研究所から
気象庁に観測機器を運びました。

気象庁の観測機器のいくつかは専門的な調整を行うため、茨城県つくば市にある
高層気象台と気象測器検定試験センターに送られます。

今日は、極地研究所から荷物を送り出すチームと、つくばで荷物を
受け取るチームの二手に分かれて、荷物の運搬を行いました。
自分は、つくばで荷物を受け取るチームとして参加しました。

極地研究所から送られてきた観測機器が送られてきました。
どれも高価な機器なので、丈夫なジュラルミン製の箱に入っています。



送られてきた観測測器の状態を確認するために、早速開梱して、機器の組み立てをしました。

この観測機器は南極に行ったものの、昭和基地で機器の状態が思わしくなく、
再度日本でメンテナンスを行うために、送り返されてきたものです。

つくばで、もう一度メンテナンスをして、私とともに南極に行って観測で
使われる予定です。


2013年4月20日土曜日

南極土産の中身は?

先週「しらせ」内で売っていた南極土産?を開封してみました。

買ってきた時の様子はこちら




中身はクランチチョコレートでした。包装紙だけオリジナルで制作してもらったようです。
55次隊でもこんな感じのお土産できたらいいかも。


2013年4月19日金曜日

歯科治療

先日極地研から、先月受診した健康診断(この様子は後ほど記事にする予定。。。)の結果を受けて、
南極観測隊に選ばれる前までに、虫歯を治しておくようにという手紙が届きました。



手紙には来月末までに治療を終えるようにという指示があったので、
今日歯科医院に行って治療を受けてきました。



南極観測隊に医師はいますが、歯科医ではないので昭和基地では
十分な歯科治療を受けることができません。
毎年、何人かは歯科の治療を受けているそうですが、専門外の
ドクターにできるだけ負荷をかけないように、こちらも事前に治せる部分は
治さないといけません。

これから出発前までに、何度か歯科医院に通って、検査を受けることになりそうです。

2013年4月18日木曜日

事務仕事

この4月から、それまでの札幌での勤務から東京への勤務に異動になりました。

東京では11月に出航する南極観測船「しらせ」に搭載する観測器材の調達や
事前点検の調整などをやっています。


これまで、ずっと現場でルーチンワークをやっていた自分にとって、
初めてのデスクワーク。
現場のことは分かっているつもりだったのですが、こちらに来て
仕事の依頼や調整の仕事をやってみると、全く現場のことを理解できていなかった
ということがよく分かりました。

最近は、色々な資料をあさったり、詳しい人を探して聞きに走る日々です。

とりあえず、ゴールデンウィーク前にはきちんと今やっている事務仕事を
一段落させるために、明日も頑張って満員電車に揺られて通勤です。

2013年4月12日金曜日

「しらせ」から荷物搬出

今日は南極観測船「しらせ」から荷物の搬出をしてきました。


自分が南極で使うことになるヘリウムのガスボンベ。1年分なので、かなりの数になります。

これをクレーンやフォークリフトを使って運び出します。

こちらは、自分が担当する機器。クレーンで運ばれていきました。





自分の担当とは違いますが、、、海底圧力計です。海底に沈めて、海流を測る機器だと思います。
なにやら、色々とアツいメッセージが書き込まれていました。





港なので、「しらせ」とは関係ない仕事をしている人もいます。
こちらはバナナの箱を積み替えていました。

2013年4月11日木曜日

「しらせ」と初対面

昨日、約5ヶ月の長旅から南極観測船「しらせ」が日本に帰国しました。

南極観測船しらせ、帰国(朝日新聞)

そして、今日は積んできた荷物を運び出すために「しらせ」のもとへ行ってきました。
「しらせ」とは初対面です。



さっそく乗り込みます。



「しらせ」の中では船の中から観測器材を運び出す準備が進められていました。
今日は少し雨が降っていたこともあって、本格的な陸揚げは明日になりそうです。
写真は観測で使うヘリウムのボンベです。



これが観測器材の山。
たくさんあります。


今日は手で持てそうな小さな物資を中心に運び出しました。
明日は大型の物資を重機を使って運び出します。